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抗ウイルス性試験のご案内―SEKマーク認証試験について―
抗ウイルス性試験のご案内―SEKマーク認証試験について―
抗ウイルス加工とは?
繊維上の特定のウイルスの数を減少させる加工のことです。
ただし、病気の治療や予防を目的とするものではなく、ウイルスの働きを抑制するものではありません。
試験方法:ISO18184 プラーク法
試験対象製品:繊維製品のみ
試験対象ウイルス:下記のどちらか一つ又は両方を試験
・A型インフルエンザウイルス(H3N2)ATCC VR-1679 (エンベロープあり)
・ネコカリシウイルス ATCC VR-782 (エンベロープなし)
※ネコカリシウイルスはノロウイルスの代替のウイルスの一つとされています。
プラークの写真(白く色が抜けているところがプラーク)
抗ウイルス効果
抗ウイルス活性値 | 評価 |
---|---|
2.0≦Mv<3.0 | Small effect |
3.0≦Mv | Full effect |
一般社団法人 繊維評価技術協議会ではSEKマークとして抗ウイルス加工マークの認証を実施しています。
ボーケンでの抗ウイルス性試験報告書はマーク認証の取得にお使いいただけます。
◎評価基準 抗ウイルス活性値Mv≧3.0 ※未洗濯と最高洗濯回数の両方で基準を満たす必要があります。 |
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ボーケンは、その他SEKマークについても指定試験機関として認定されており、マーク取得のための
試験実施が可能です。