生分解性製品検査ラベルについて 2021/1/19 生分解性の繊維製品は、土壌で完全に分解するものであり、染色および仕上げプロセスの残留物が環境に悪影響をもたらすことがあってはなりません。 そのため、繊維に基づく様々な素材が土壌で腐敗する際の分解速度や残留物など、状況すべてについて詳しく観察しています。 検査対象 ・繊維製造会社および加工業者・自動車部品の製造会社・化学工業・リサイクル企業 依頼者のメリット ・依頼者の製品の廃棄 / リサイクルに関するコンサルティング・依頼者の製品の環境への利点とリスクの確定・証明書 検査方法 有酸素条件下の標準化された検査土壌で、さまざまなパラメーター(温度、土壌水分)を用いて試験期間全体にわたって生物活性を監視します。 検査は、定義された研究室条件または実用的な屋外条件において実施できます。 検査では、指定された検査期間後、製品の分解度、環境適合性、製品の腐敗による汚染(生体毒性の検査または化学分析)が評価されます。 これらの最終パラメーターには、標準化された手順が使用されます。 検査規格 Hohenstein 検査は、次の標準に基づいて開発されています・DIN EN ISO 11721-1: 繊維 – セルロース含有繊維の微生物に対する耐性の測定・DIN EN ISO 846: プラスチック – プラスチックに対する微生物の影響の測定・DIN EN 13432: 包装 – 堆肥化および生分解により包装をリサイクルする際の要件 マーケティングツール - ラベルと証明書 検査に合格すると、証明書および / または Hohenstein 品質ラベル (有効期間 1 年) を申請することができます。 検査サンプルの要件 全般 検査サンプルの詳細な説明(素材構成、品番など)の提供 サンプルの量 ・既製品(アウトドア用): 少なくとも 6 検査サンプル ・研究開発用品: 最低0.5 m² ・繊維: 約 40 g の検査サンプル、または糸巻 2 本 検査期間 事前の確認と素材により、通常 4 週間~12 ヶ月間 検査基準 ・質量低減は、定義された期間後、検査サンプルの重量パーセントで評価され、また生体毒性がないことが評価されます。 ・ラベルを取得するには、12 ヶ月後に少なくとも90%の分解が証明できなくてはなりません。また、クレステストに合格することが前提条件です。 お問い合わせ先 ボーケンでは生分解性試験に関する試験受付業務を行っております。 お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ先:大阪認証・分析センター (TEL 06-6577-0031)