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中国の混用率表示規定が変わります
中国の混用率表示規定が変わります
~GB/T 29862-2013「繊維製品 繊維混用率の表示」発行のお知らせ~
2013年11月12日、国家質量監督検験検疫総局及び国家標準化管理委員会が
GB/T 29862-2013「繊維製品 繊維混用率の表示」の発行を承認しました。
これは、現行のFZ/T 01053-2007「繊維製品 繊維混用率の表示」を改訂したもので、
2014年5月1日より実施される予定です。
今回の改訂により、業界標準(FZ/T)から国家標準(GB/T)へ昇格されます。
主な変更内容
■現行の規定では、低混用率繊維の許容範囲が狭く、運用上問題となっていましたが、
今回の改訂によりこの規定が緩和されます。
今回の改訂によりこの規定が緩和されます。
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実測値の許容範囲 |
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現 行 |
>15% (充填物は>30%) |
±5% (充填物は±10%) |
≦15% (充填物は≦30%) |
表示値の±30% |

新規定 |
>10% (充填物は>20%) |
±5% (充填物:±10%) |
≦10% (充填物は≦20%) |
±3% (充填物は±5%) |
※表示された繊維の混用率が≦3%(充填物は≦5%)の場合は、実際の混用率が0でないこと。
※上記変更内容は、GB/T 29862-2013の起草機関である中紡標(北京)検験認証中心有限公司
(CTTC)が公表した内容によるものです。最終的に発行される標準の内容は、多少変更が加え
られる可能性があります。
発行後の標準が確認でき次第、当ホームページにて再度お知らせいたしますのでご確認ください。