乳び血清が測定に与える影響
食事により血中の カイロミクロンが極端に 増加する患者では血清が 乳汁のように 濁る(乳び血清)ため、 右記のような測定に影響が 出ることがあります  

プレアルブミン、IgMなど抗原抗体反応により生じた 複合体を光の透過率(TIA)や散乱強度(ネフェロメトリー)で測定する検査

総タンパク、ビリルビンなど吸光度を測定する検査

PT、APTTなどフィブリンの析出を透過光や
散乱光で調べる検査

健常者では食後でも測定に影響が出るほどの乳び血清には通常なりません。RIA、IRMA、EIA、ELISA、CLEIA、FEIA、CLIA、ECLIAなどの測定法は乳び血清の影響を通常受けません

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